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1
:2014/04/26(土)21:41:58 ID:
1年ぐらい前位の話だが、なんかふと思い出したので書いていく。
宗教名は伏せておくが、すぐわかるかもな。
残念ながらエロ展開はないからパンツ履いとけ。

出会いというか、もろ家に宗教勧誘で来ただけなんだけどな。
いつも通り、休日だらだらと家で過ごしていたら呼び鈴が鳴った。

amazonから荷物が届いたのかと思って玄関口の窓を開けたら、
そこには桐谷美玲に似ためっちゃ綺麗な女の子が立っていた。
2:2014/04/26(土)21:42:30 ID:
簡単に当時のスペック


20代前半サラリーマン一人暮らし
フツメンガリ
趣味はアニメと格ゲー

宗教勧誘に来た女の子:桐谷美玲に似てるので以下、美玲
20代前半教師
ほんのり茶髪のポニテ
おっぱい結構大きかった
3:2014/04/26(土)21:43:42 ID:
つまらん休日に可愛い子が来てテンション上がる俺。
美玲「こんにちは^^」
俺「はい、なんでしょう?(ギンギン」
美玲「あのーこういう新聞をお配りしてるんですけどもー。ガサッ」
俺「(うわっ)」

チラ見しただけで書いてる内容のアレな感じがすぐ分かった。
これ宗教勧誘だと。
4:2014/04/26(土)21:44:55 ID:
見てる人いるかな?
まぁいいや、書き溜め投下する。

普段からちょくちょくこういう勧誘は来るが、
俺は宗教には全く興味ないので即断っている。
でも、今回は可愛い女の子がやってきて強い態度に出れなかった。

美玲「●●って言う団体で発行してるんですけども、ご存知です?」
俺「いや、知らないです。」
美玲「あ、そうですかー。えっと、●●では教祖(名前は伏せる)の教えを元にこういう新聞を出してましてー」
と、いきなり●●という団体の話を始めた。
宗教話は嫌いだが、今回は可愛い子なので適当に話し聞いてるふりして、
論破してぐぬぬな顔を拝んでやろうwと欲が出たのでまずは聴き始めた。
5:2014/04/26(土)21:44:58 ID:
そうかー
6:2014/04/26(土)21:45:52 ID:
>>5
そうだね

美玲「日本はこのままでは借金がどうたら~、東海地震が近いうちに起こってどうたら~」
と、前振りをペラペラ喋り、俺もふむふむと聞いてるフリした。
美玲「でも、●●に入っているとそんな事態を回避できるんです!」
俺「へー」
美玲「●●の教祖は千数百年前からこの教えを説いてまして、その教えを守ることで事前に身を守れるんです!」
俺「いやー、でも残念ながら僕、生粋の仏教信者でして(嘘。」
美玲「あ、そうなんですか、なぜ仏教なんです?」

ただ実家が普通に仏壇置いてるだけで理由とか別にないんだが、
ここで俺がヒヨると屈服させられないので強気に出た。

俺「般若心経のリズム感がたまんないんすよ。」
美玲「は?」
7:2014/04/26(土)21:46:39 ID:
俺「それに、あれはお経の中でもトップクラスに歌詞が良いんです。」
美玲「はぁ、え、えと」

戸惑ってる姿もくっそ可愛い。

美玲「で、でも歌詞が良くても仏教じゃ厄災から見を守れないですよ?」
俺「なんで?」
美玲「●●の教祖が千数百年前にブッダの教えは無駄だと言ってるんです。」
美玲「だから般若心経を愛する気持ちもわかるんですけど、仏教は無意味ですよ?」
俺「(わかるのかよ)」
とにかく教祖が言うことは全て正しいらしい。
8:2014/04/26(土)21:47:11 ID:
それからもいろいろと話したが結局論破できず、
飽きてきたので●●に入るつもりはないから、と話を切り上げた。

美玲「休日は家にいることが多いんですか?」
俺「あぁ、まぁ。」
美玲「またお話しに来ていいですか?」
俺「あー…良いっすよ。」
美玲「やったぁ!じゃあまた来週に!」

可愛さに負けた。
毎週、桐谷美玲とトークできるなら断る奴いねーだろ?
トーク内容がアレでなければ最高なんだけど。
9:2014/04/26(土)21:47:45 ID:
次週の休日、俺は昼寝していて美玲の来訪に気付かなかった。
美玲は宗教新聞と、なんと携帯の電話番号書いた紙を置いていた。
紙には「できればちゃんとお話したいので、ご連絡いただけますか?」
と書いてあった。

一瞬電話番号を手に入れてテンション上がったが、
この電話番号が本当に美玲のものか怪しいと思った。
電話かけると実際は●●の別の関係者に繋がるんじゃないかと。
●●の関係者に電話番号知られたくないから掛けなかった。
ていうか、美玲も●●の一員なんだから美玲に繋がっても大差ないということには気づいていない。
新聞は一切目を通さず捨てた。
10:2014/04/26(土)21:49:06 ID:
そこから数日経ち、頭には美玲のことが浮かび、
やっぱ電話かけて見ようかなーと欲が出てきた。

恐る恐る掛けてみると、出たのは美玲だった。
美玲「もしもし」
俺「あの、こないだ新聞と一緒に電話番号が置いてあったんですけど。」
美玲「あ、般若心経の人ですか!?」
俺「そうです。」
美玲「この前の休日は家居なかったんですか?呼び鈴ならしても反応無くて…」
俺「すんません、昼寝してました。」
美玲「え~ダメですよ、休日の昼間からそんなのー。」

休日の昼間から宗教勧誘してるのもどうかと思うが、
電話越しでも美玲の声はやっぱ可愛かった。




 
11:2014/04/26(土)21:49:55 ID:
正直、美玲と会話してるだけで舞い上がってるのもあり、
次の休日で食事しに行くことを簡単にOKしてしまった。
後で調べてわかったが、これは宗教勧誘ではよくある手口で折伏というものだった。
仏教と、その他の宗教団体とは少し意味合いが違うらしいが、
相手を屈服させて入信させることらしい。

だが、当時の俺はデート気分で約束をしていた。
あわよくば、そのままお持ち帰りしてーなどとエロ妄想する始末。
可愛い容姿ってのはほんとそれだけで強力な武器になるもんだな。



13: :2014/04/26(土)21:51:21 ID:
>>11
あかんパターンや
他のつれきただろ



16: :2014/04/26(土)21:53:59 ID:
 この時点では一人  
12:2014/04/26(土)21:51:17 ID:
なぜかsageてた

約束の日の夜7時頃、住んでいる町が同じなので最寄り駅で待ち合わせをした。
2週間ぶりに見た美玲はやっぱり可愛く、
服装はシャツ?にフワフワしたデザインの上着を着て、下はミニスカだった。
もうこの時点で俺の息子はギンギン。
どうやってラブホ、もしくは俺んちに連れ込むかばかり考えていた。

落ち着きを取り戻し、イタリアンの店に入る。
飯を注文し、会話を始める。
美玲「この間の新聞読みました?」
俺「あー、時間なくてちゃんと読んでないんすよねー。」
美玲「じゃあ改めてお話しますけど、このままじゃ日本は危ないんです!」
美玲「必ず大地震が発生して、後に中国、アメリカに支配されちゃうんです!」
うろ覚えだからすまんが、陰謀論みたいなことを言ってた気がする。
14:2014/04/26(土)21:52:24 ID:
俺「そんなの個人でどうしようもないでしょ、てかそうなるとも限らないし。」
美玲「いえ、教祖の教えを守れば回避できるんです!」
俺「要するに、教祖様が何してくれるっていうの?w」
美玲「はい、それを伝えたくて今日来たんです。」
美玲「祈りで福運を増やせば、あらゆることが好転するんです!」

あんま覚えてないが、福運というのはパワーストーンみたいなオカルトパワーらしい。
誰々が受験で成功した、仕事で成功した、病気が治ったなど。
15:2014/04/26(土)21:53:25 ID:
なんか楽しそうだな



17: :2014/04/26(土)21:55:10 ID:
>>15
可愛いからな、不細工相手ならこうも付き合わんw 
16:2014/04/26(土)21:53:59 ID:
デフォルトsage設定になってたのか…

話は続く。
美玲「人間死ぬと地獄に行くかもしれないですよね?」
美玲「でも、教えにしたがい福運を溜めていると、浄土に行けるんです!」
美玲「でも残念ながら仏教では浄土に行けないんです。」
俺「なに?じゃあ去年死んだ俺の婆ちゃん(105歳)は地獄行ったとでもいうの?」
美玲「残念ながら…」

なんかカチンと来た、死んだ婆ちゃんは安らかな顔をしてたし、
いつまで根拠の無い話をしてるんだと。
17:2014/04/26(土)21:55:10 ID:
俺「なんで天国に行けるって保証があるの?死んだ後のことなんてわかんないじゃん。証拠は?」
美玲「証拠はあります。福運を溜め込んで死んだ人は、死後硬直がなくなるんです!(???)」
美玲「死後硬直があるということは、苦しみながら地獄に送られたということなんです!(????)」
美玲「でも、福運を溜め込んでいた人はお肌もツヤツヤで、体は柔らかいままなんです!」
俺「それは生きてるんじゃないの?」
美玲「いえ、完全に心肺が停止しています。」
俺「てか、仮にそうだとして、なんで死後硬直がないと天国に行ったってことになるんだよ。」
俺「結局、死後の世界でどうなったかはわからないでしょ?」
美玲「だって普通、死後硬直があるのにそれがないんですよ?これはつまり苦しまずに浄土に行けたということなんです!」
俺「いやだから、浄土に行ったかは死後の世界が見れないとわかんないでしょ?」
美玲「私が飼っていたリスも、死んだ時死後硬直がなかったんです!」
俺「いやだから、死後の世界がわから(ry」
以下ループ
18:2014/04/26(土)21:55:57 ID:
普通は死後硬直がある

でも福運を溜めこんだ人は死後硬直がなくなる

福運のおかげであり、福運を説いた教祖が正しい

教祖は浄土に行けると説いていたので浄土に行けたという論理らしい。

結局、なんの根拠もない話だった、宗教なんてそんなもん。
まぁ根拠があるとは端から思ってなかったけど。

1時間ぐらい話して疲れたが、俺は美玲とセクロス展開に持っていくことは忘れていなかった。
美玲も俺が折れないので諦めて、店を出ることにした。
19:2014/04/26(土)21:56:50 ID:
店を出て、2件目飲みに行かない?と言おうとしたところで、
美玲「あの、俺さん、私の知り合いの家にお祈りしに行きませんか?」
美玲「実際にお祈りして、福運の力を実感してもらえれば絶対わかってもらえると思うんです。」

行きたくなかったが、お祈りとやらをさっさと済まして酒飲みに行けば、
後はセクロスという名の浄土が待っていると期待して承諾した。

どんな人が来るのか一応確認したが、
友達のお母さんで、一人で車で迎えに来るとのことなので、
まぁ危険なことはないだろうと思った。
20:2014/04/26(土)21:58:09 ID:
迎えに来たオバさんは美人だが、宗教やってると言われると妙に納得できる感じだった。
移動中も、先ほどの福運の話をしていた。
美玲「俺さんに福運のこと話していたんですけど、あれ本当に凄いですよね!」
BBA「そう!うちの旦那は出世したし、近所の誰々さんも交通事故から危機一髪だったし!」
BBA「それに死後硬直せずにほんとに柔らかいままなの!」

もう反論する気も起きなかったので、適当にはぁはぁと返していた。
興味があるのは美玲の体のみ。
21:2014/04/26(土)21:58:40 ID:
話は続く。
BBA「あ、そういえば俺さんはお守りとか今持ってる?」
俺「あぁ、ありますけど。」
昔、願いを叶うお守りみたいなのを買って財布に入れていた。
別に、こいつらほど効果を信じてるわけじゃないけど。
BBA「持ってるの!?じゃあそれ家入る前に捨ててちょうだい!」
俺「は!?嫌ですけど。」
美玲「教祖が千数百年前にお守りは無駄なんだと説いているんです。」
美玲「持っているとお祈りの効果がないんです。」
俺「いや、でも俺にとっては思い出のものだから捨てられないです。」
BBA「じゃあ、家に入る前に駐車場に置いて、家に持ち込まないでね!」
俺「はぁ…」
ここでも教祖の教えが出てきて、世のお守りを全否定していた。

BBA「前に家に来た子のなんて、私その子の目の前で破いて捨てちゃったものね(笑)」
美玲「あぁ、ありましたねー(笑)あの子目が点になってましたねアハハ」
俺「(やべぇよ、やべぇよ…)」
信者って怖い、こういうこと普通にやってのける辺りやっぱ頭がおかしい。
22:2014/04/26(土)21:59:52 ID:
家に着いてお守りは駐車場に置かされた。
やっぱ無い、と言っても財布の中見られそうだったしやむなく。

家に入り、中は特に変わったところはないな…と思っていた矢先、
和室に入ると小さい仏壇みたいなものと、第○回集会みたいなCD?がギッシリ入った棚があった。

マジでこの人たち宗教団体の人間なんだなと実感し、お祈りが始まった。

お祈りと言っても要するにお経を読むだけ。
この間に願ったことが後に叶うらしい。
でも般若心経ほどのリズム感がないし、途中15分ぐらい全く同じ言葉をひたすら繰り返すパートがあり、
それが苦痛でしか無いため完成度が低いと思った。
23:2014/04/26(土)22:00:23 ID:
終わった後、入信書みたいなのを書かされた。
BBAと美玲曰く入信書ではないが、お祈りした人は必ず書いてもらう決まりらしい。
今思えばなんで強気に断らなかったのか、性欲で一杯だったあの頃の自分を殴りたい。

駅に送り返された頃にはもうお祈りの疲れもあって、美玲には幻滅していた。
でも、せめて最後に美玲を論破させられないかと思っていた。

美玲「今日はありがとうございました!お祈りも上手だったし、少しは福運のことわかりました?」
俺「そうだね…(呆れ)」
24:2014/04/26(土)22:02:01 ID:
そうだ、福運の効果がないということをここで証明すれば、美玲もぐぬぬってなるんじゃね?
と思い俺はあることを美玲に話しだした。

俺「ところで俺、美玲さんに伝えたいことがあるんだ。」
美玲「なんです?」
俺「俺、美玲さんのことが好きだ、付き合ってください!」
美玲「え…え?
俺「初めて家に来た時からずっと好きだった、本気なんだ!」
美玲「そんな、いきなり言われても…まだ会って日が浅いのに無理です。」
25:2014/04/26(土)22:02:05 ID:
やっぱ創価はくそだな
27:2014/04/26(土)22:03:43 ID:
いきなりOKもらえるとは端から思ってないし、
むしろ振られることが必要だった。

俺「そんな…さっきあんなにお祈りでお願いしたのに…」
美玲「えぇ、さっきそれをお願いしたんですか!?」
俺「やっぱ福運なんて意味ないんじゃないか…何がお祈りだよ…」
美玲「え、いや、でもそんなすぐ効果出るものじゃなくて」
俺「でも俺は全身全霊でお願いしたんだ!それで教祖を信じて美玲さんに告白したのにこんなのないよ…」
美玲「まさか俺さんがそんなことお願いしてるなんて…ごめんなさい。」
俺「要するに福運なんてインチキなんだね。」
美玲「インチキじゃないです!ただ、今回のは特殊なパターンで…」
美玲「今後もお祈りしてもらえれば、私の気が変わるかもしれないですし…」
俺「いや、俺のこれ以上ないというくらい本気の思いを願ってダメだったんだ、もう信じられない。」

俺「こんな宗教から目を覚ます方がいいよ、インチキだって今証明されたんだからさ。」
美玲「インチキじゃない!でも、でも…」



26: :2014/04/26(土)22:03:39 ID:
セ〇クスできたの? 
28:2014/04/26(土)22:04:39 ID:
何も言えず、ちょっと泣き顔になってる姿はやっぱり可愛かった。
これにて美玲を論破してぐぬぬ顔を拝む目的は達成した。

気分も晴れ晴れしたのでそのまま帰宅した。

その後、一度家に来てまた同じことを語っていたが、
その頃俺はその●●がマジでヤバい団体だということを知ったので、
もう一切美玲にも興味が沸かず、もうヤバい団体だって知っちゃったからいいよと適当にあしらった。

その後、美玲ももう家に来なくなった。
おしまい。

>>26
パンツ履いてろって最初に言ったろ、これで終わりだ
29:2014/04/26(土)22:05:07 ID:
可哀想に
30:2014/04/26(土)22:08:10 ID:
乙~
31:2014/04/26(土)22:09:57 ID:
信教の力も生理的嫌悪感には及ばない
やっぱ女ってクソだわ






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